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リンパの役割

リンパとは

リンパの働きは、デトックスバリアです。
全身の老廃物や余計な水分を回収して体外に排出する浄化機能と、リンパ節をフィルターにして細菌やウイルスをブロックする免疫機能の双方の働きをします。これらの機能は年齢を重ねるごとに変化するため、常日頃のセルフケアは欠かせません。東洋医学では、女性は7の倍数の年齢の時に体の変化が訪れると言われています。特に体の状態に気を付けたい節目と言えるでしょう。

  7歳 永久歯に生え変わり、髪が伸びる。
14歳 生殖能力が備わり、初潮を迎える。
21歳 身体が十分に成熟する。
28歳 身体が最も充実する。
35歳 顔にシワが出て、髪が抜け始める。
42歳 顔のシワが増え、白髪が目立ち始める。
49歳 閉経し、生殖能力を失う。

リンパの流れが悪くなると

リンパの流れが悪くなると、何となくだるい、疲れやすい、寝つきが悪いという症状が出始め、人によっては頭痛肩こり・腰痛などが現れる場合があります。これらの症状は、健康と病気の中間にいると考えても過言ではありません。今は自覚症状が無くても、放っておくと身体の深部で症状を起こしかねないので注意が必要です。以下、リンパの流れの悪化による症状の一例です。

【むくみ】
体に余分な水分が溜まっている証拠です。特に足のむくみに現れます。

【コリ】
筋肉が硬くなっています。疲労物質が溜まって更に硬くなるという悪循環を呼びます。

【冷え】
むくみやコリからくる血液循環の悪化により、冷えを感じることが多くなります。
【下半身太り】
からだの一部分だけが太ったり、ある体重から痩せにくくなったりします。
【免疫力の低下】
外部の遺物と戦うリンパ球の働きが低下し、病気やケガからの回復が遅くなる。
【肌トラブル】
老廃物が溜まり、肌荒れ・くすみ・乾燥・ニキビ・敏感肌などのトラブルが起こります。

リンパの流れが悪くなる原因

血管と異なり、リンパ管には心臓のようなポンプの役割を果たす機能がありません。ポンプ機能がない代わりに、内側にある弁によって逆流を防ぎながら筋肉の収縮によって流れて行きます。その為、筋肉が固くなると血行と一緒にリンパの流れも悪くなってしまうのです。このリンパの機能低下は毎日の積み重ねによって少しづつ進行するため、自覚症状が出にくく気付いた時にはかなり悪化していたりするので注意が必要です。リンパの流れを悪化させる原因として、以下のことがあげられます。

【運動不足】
ポンプ作用の筋肉。その筋肉の収縮運動が弱まることで、リンパの流れは悪くなってしまいます。軽いウォーキング、室内でのスクワットやストレッチなどを習慣化して、常に筋肉をほぐすようにしましょう。

【水分不足】
リンパ液や血液も元をたどれば水です
。水分が不足すると、リンパの流れも悪くなります。当然のように血液もドロドロになり、身体の機能低下につながるという悪循環に陥ります。コーヒー・お茶等のカフェインではなく、ノンカフェイン(できれば水)を沢山飲みましょう。
【冷え】
冷えを感じると、熱を逃がさないように血管が収縮して血行が悪くなります。当然リンパの流れも悪くなりますので、運動にプラスして服装(特にお腹周りから下半身)にも注意して保温を心掛けましょう。
【ストレス】
過剰なストレスは、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを乱します。自律神経は血液の流れと密接な関係にあるため、筋肉の硬直、更にはリンパにも悪影響を及ぼします。「からだの不調は心の不調」という典型的な症例です。

心とからだを、ほぐします!

mikomarl(ミコマール)では全身の施術が可能です。カウンセリングをしながら、それぞれの症状にあわせてオーダーメイドでケアいたします。リンパケアの基本は、『温める』→『ほぐす』→『リンパに沿って流す』の手順で進めて行きます。「色々な施術を試したけれど、なかなか改善しない」という方は、中医学(推拿すいな)の施術や陰陽学カウンセリングもおススメです。推拿ではセラピストの手を通して氣の流れを整える施術を、陰陽学カウンセリングでは症状からご本人も気付いていない心のズレを整えていきます。

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