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陰陽学とは

大自然と繋がる心と体


陰陽(いんよう・おんみょう)とは、この世に存在する全ての万物は対極のエネルギーによって成り立っているという考え方です。目に見える世界では、プラスとマイナス、光と影、男と女、上と下、右と左など、相反する2つの『氣の力』が存在します。特に東洋医学では、人間の身体を各機能で分ける『五臓六腑』、それを動かす『氣・血・水』の要素がそれぞれのバランスを保っていると考えられています。これが『陰陽五行説』です。五臓は、肝、心、脾、肺、腎という五つの機能系に分けられ、肝は木、心は火、脾は土、肺は金、腎は水とそれぞれ自然界のエレメントと紐付けられます。このような陰陽に基づいた思想は、宇宙(大自然)と人間を繋ぐエネルギー論にも取り入れられています。

思考と連動する物質


古代中国から伝わった天地万物の考え方は空海により日本に運ばれ、大自然に含まれる神々の力を曼荼羅図として表され天皇に献上されました。これが現代に伝わる陰陽学の起源です。今でこそ最先端の量子力学で、万物のエネルギーは人間の思考と深い関係があり、物理的に起こる様々な現象にも影響を与えるということが解明されてきました。ここに、先人達の知恵の凄さを感じます。マイナスの思考になれば氣は下がり、脈は乱れ血流は悪くなります。反対にプラスの思考は氣を上げ、脈も血流も良くなり心までも高揚させます。このように人間の思考は単に物事を考えるだけでなく、自分自身の体や周りの環境をも変化させる力を秘めているのです。ここに「体の不調は、心からのメッセージ」という私の推奨する理論があります。ミコマールではこの陰陽学の考えに基づき、心と体を同時に改善するケアを探求しております。東洋医学を用いた施術と、陰陽学を用いたカウンセリングを是非ご体感下さい。

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